アメリカンロックの雄、ドゥービー・ブラザースの代表曲にして、バンドのテーマソングと言っても過言でないのがこの曲。1972年のヒットです。
ドゥービーズとの出会いは、たぶん、グラミー賞を数部門にわたって獲得した「What a Fool Believes」だったと思うのですが、当時ニューミュージックと呼ばれる邦楽をメインに聴いていた自分には、見事なほど曲の記憶が残りませんでした。
1983年頃だったでしょうか、バンドの解散コンサートがテレビで放送されたのですが、たしか冒頭とアンコールで、この「Listen to the Music」が演奏されたと思います。2度目のほうが、オリジナル・ヴァージョンのヴォーカリスト、トム・ジョンストンの歌唱だったと思いますが・・・ 今イチ記憶が定かでありませんが、とても感動したのを憶えています。解散ライブのラストナンバーというシチュエーションが、特別な気分にさせたことは間違いありませんが、曲自体がエヴァーグリーンな魅力に溢れていますね。
「さあ、音楽を聴こう、いつでも」というシンプルな歌。リスナーとしてテーマソングにしている洋楽ファンも多いのではないでしょうか。