オリンピックもいよいよ終盤ですが、今朝の女子フィギュアスケートには、ちょっと感動しました。
4年に一度のプレッシャーゆえ、時に痛々しささえ感じるのがオリンピックの舞台。「限界に挑む」というより、(見る側にとっても)「ミスが恐い」という空気が漂い、競技のレベル的に必ずしも世界最高峰の戦いにならないケースも少なくないのですが、でも今朝のショートプログラム、上位選手の演技はそれぞれの持ち味を出し合ったハイレベルの争いで、見応え十分でした。
運命のフリー演技まで、中1日あるとのこと。重圧の中、この時間を選手たちはどんなふうに過ごすのでしょうか。
ヒューマン・リーグ、1986年の全米ナンバーワンヒット。持ち味の分厚いシンセサウンドを控えめに、ゆるやかに淡々と綴られる「歌」が印象的な1曲です。
「ただの人間なんだ/血や肉で出来ている/普通の人間なんだ/生きてれば失敗することもある」
「愛の残り火」もそうですが、この人たちの曲を口ずさむと、いつのまにか眉間にしわが寄っているのに気づきます(笑)。