ちょっと的外れなイメージかもしれないが、このバンドのフロントマン、ドクター・ロバートには、若かりし頃のカールスモーキー石井の雰囲気がかぶる。
水っぽく、ギラギラとあやしく、そしてどこかミステリアスな良い意味でのインチキ臭さ(?)。頭上にいつもミラーボールが回ってる感じ。
ブロウ・モンキーズは、このドクター・ロバートのワンマンバンドだったらしい。バンドの結成は1981年と意外と古かったようだが、メジャーな存在となるのは、1986年の2ndアルバムからのシングル「Digging Your Scene」のヒットまで待たなければならない。
本当に「これぞヒット曲!」という魅力にあふれた曲。キャッチーなメロディーとブラスの響き、そして艶っぽい歌声。このゴージャス感の裏には何かあるのでは?と勘ぐらせる・・・すべてが一筋縄ではいかない。そして、なぜか胸をキュンとさせる。
ステージが楽しそう、と思わせるところも米米クラブと似ている。