こういうアカペラで始まる曲って、好きなものが多い。
他に思いつくのは、例えばトーキング・ヘッズの「Road to Nowhere」とか、スタイル・カウンシルの「The Rodgers」とか。
あと、これまでブログで取り上げた中では、チャーリー・ドアの「
Pilot of the Airwaves」なども。
幸先がいいというか、景気付けにもってこいという感じだ。
この曲、ソングライティングはメリサ・マンチェスターと組んでいるが、デュエットの相手はスティービー・ニックス。
冒頭、発声練習の会話みたいなのが聞こえ、臨場感を漂わせつつ始まるアカペラ・コーラス、これが何度聴いても本当に美しい。
しばらく、しっとりとしたバラード調で聴かせるが、徐々にドラムがテンポアップして、気づけば快活なポップナンバーに。スティービーがあまりダミ声にならずに、さらっと歌っているのがここでは効果的かも。
ケニーの曲は、シングルしか聴いたことがないけれど、この「ナイトウォッチ」というアルバム、かなり良さそう。