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Breakfast in America / Supertramp
Breakfast in America / Supertramp_a0054863_19493671.jpg グラミー賞の数ある部門の中に、優れたアルバム・ジャケットに対して贈られる「最優秀アルバム・パッケージ」という賞があるらしい。80年代前半には、ボブ・シーガー『Against the Wind』、ローリングストーンズ『Tattoo You』、トーキング・ヘッズ『Speaking in Tongues』などが受賞。
 そして、1979年の受賞作はスーパートランプのこの大ヒットアルバムだった。



 日曜日の午後、たまたま立ち寄った家電量販店が凄いことになっていた。
 それは、午後3時30分頃のテレビ売り場。無数に並んだ画面に、色んなチャンネルのスポーツの生中継が流しっ放しにされていたのだが、それらがほぼ同時にクライマックスを迎えたから、さあ大変。

 まず僕の目を釘付けにしたのは、競馬のジャパンカップの生中継。大本命のディープインパクトが、道中の最後尾追走から直線一気の鮮やかな勝利。久々の”飛ぶような”走りに、鞍上の武豊騎手はゴールを前に早々と拳を握り締めて、喜びを露にしていた。

 隣のテレビ画面に目を移すと、社会人野球日本選手権の決勝戦、富士重工が日本生命を下した歓喜のシーン、スタンドから無数の紙テープが投げ込まれた大阪ドームの様子が映し出されていた。
 夏の都市対抗野球で、東北・秋田のTDKが優勝したおかげで、個人的に社会人野球への関心が開花した今年。決勝は密かに日本生命を応援していたのだが・・・ 残念。

 そして、極めつけはJリーグの2元生中継。
 初優勝に王手をかけていた浦和レッズが、FC東京相手に引き分けで試合終了。優勝決定は、同時刻に他会場で行われているガンバ大阪の試合結果次第となった。
 中継はガンバの試合に切り替わり、画面には京都サンガ相手に2-2というスコア表示。試合も残り数分。このまま、引き分けで終わればレッズの優勝が決まるという、まさに土壇場で、ガンバに起死回生の勝ち越しゴールが生まれたのだ。
 これには、その場でいっしょに見ていたおじさんたちと(当然見ず知らずの)いっしょに、のけぞってしまった(笑)。

 そんな感じで、濃厚な30分間を過ごさせてもらったわけだが、なぜだか帰りの車中では、こんな鼻歌が口をついて出るのだった。
「♪ニッセイのおばさん、自転車で、笑顔を運ぶ故郷よぉ、ふ~る~さ~と~よ~」
 残念ながら、今回の野球では準優勝だった日本生命の、その昔テレビでよく流れていたCMソングだ。
 この「ニッセイのおばさん」は、一説によると「学研のおばさん」「ヤクルトおばさん」とともに、「日本3大おばさん」と呼ばれているらしい(本当か?笑)

 スーパートランプの大ヒットアルバム『Breakfast in America』の超有名なジャケ写真。自由の女神よろしく、愛嬌たっぷりにポーズを決めている、ウェイトレス姿のリビーおばさん。当時プロモーションのために、何と来日も果たしたのだそうだ。
 オヤジ世代にとって、70年代末期の気分を強烈に甦らせてくれる、この愛すべきキャラに、個人的に「ロック界の3大おばさん」の称号を贈りたい(笑)

 で、ロック界の3大おばさん、残りの2人は?
by heavytopper | 2006-11-26 21:35 | 1970年代
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あの歌、この曲、懐かしい調べに新しいリズムの数々
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