つい本音を打ち明けたくなる人っていますよね。何でも相談したくなる、深いところで信頼し合いたいと思わせるような懐の深さ、優しさと一本筋の通った強さを兼備する存在。
夜空に輝く月や星にも、そんな人の心を開く不思議な力があるのでしょうか、歌の世界でも、しばしば願いごとや、祈りの対象として描かれています。
ドン・ヘンリーの「Talking to the Moon」は、昔の恋人を忘れられない男が月に語りかける歌。J.Dサウザーとの共作で、本当に切なく美しいバラードです。彼の曲の中でも1、2を争うほどのフェイバリッツですね。
後のライブDVDのMCで「テキサスの片田舎のことを歌った曲」と本人が紹介しています。ファンサイトなどでは、イーグルスへの未練を歌っている、というのが定説になっているようですね。