最近ずっと頭の中にあったのに、ここに書くのがためらわれていた曲です。
際立った特徴のない曲(スイマセン)のようにも思えるし、何と言うかあまり起伏のない歌い方なのに、20年以上たってもなお、飽きることなく聴けてしまうのはなぜでしょうね。
この曲がヒットしたのは、ちょうどベストヒットUSAなどを楽しんでた頃で、PVでは、このジャケと同様に弁護士か何かの役をした彼がスーツ姿でシャウトしているのが印象的でした。
ただ、セールスとは裏腹に、この曲や、この曲を収めたアルバムの評判は、あまり芳しくなかったようですね。取り上げるのをためらった理由もそこにあるのですが、昔からのファンには、いかにも80年代っぽいテイストや、外に向けられた社会的なメッセージに違和感があったようです。
個人的には、この曲を挟んだ時代に、「Somebody's Baby」や「For America」などのヒット曲に親しんだクチですが、70年代の作品に励まされたり、今でも支えになっているというファンの声も多いようなので、機会があれば彼の代表作をきちんと聴いてみたいです。