洋楽聴き始めの頃のヒット曲群を思い浮かべるとき、必ずチープトリックの「ドリームポリス」がその中に含まれている気がする。
かと言って、彼らの熱心なファンというわけでもないが、新作が出るたびチャートインしてくるシングルを、その都度楽しませてもらってきた。
例えば、1981年のアルバム『All Shook Up』からの「Stop This Game」や、1982年のアルバム『One on One』からの「If You Want My Love」なんてのも結構好きだったし、映画のサントラ収録(何ていう映画だったか忘れた)の「グッドタイムス・バッドタイムス」って曲も大好きだった。
そんな中でも、1983年の『Next Position Please』(写真)からのシングル「I Can't Take it」は、今思えば群を抜くフェイバリッツだった。それほど大ヒットした曲ではないのに、色んな方の音楽ブログで取り上げられているみたいで、実はこの曲のファンが多いこと、密かに喜ばしかったりする。
このアルバムはトッド・ラングレンのプロデュース作だそうで、1曲目のこの曲こそ、トッド色の極みだとファンは口を揃える。
自分的には、ギターのサウンドが軽快で気持ち良いのと、ロビン・ザンダーの歌声のカッコよさに惹かれる1曲だ。