人気ブログランキング | 話題のタグを見る
検索


Oh Girl / Paul Young
Oh Girl / Paul Young_a0054863_1759228.jpg 寒い夜に、ほっくり芯から温まるようなナンバーを。ポール・ヤングお得意のカバー、90年に久しぶりのトップ10ヒットを記録。



 1983年頃、この人がアルバム『No Parlez』で、メジャーシーンに登場してきた時、天然色のピュアな歌声と、妖しいサウンドの組み合わせに、それはゾクゾクしたものだ。
 2ndアルバムでは米国での成功も掴み、来日も果たし(観に行った!)、そして、あのバンド・エイドでは、堂々トップバッターを務めた。

 3rdアルバムでは、ポリスの『シンクロニシティー』や、フィル・コリンズとの仕事で有名なヒュー・パジャムをプロデューサーに迎え、ロック色の濃い楽曲にも取り組んだが、正直「う~ん・・・俺の求めるポールじゃない!」と感じたし、実際セールス的にも成功したとは言えなかった。

 というわけで、80年代後半は、必ずしも順風満帆だったわけではなかったポールだが、90年代に入って、得意のカバー曲でチャートへのカムバックを果たした。
 この「Oh Girl」という曲、オリジナルは米国のソウル・グループ、チャイ・ライツの1972年の全米No1ヒットらしいが、自分は聴いたことがない。

 ポールのバージョンは、印象的なハーモニカの音色や、ソウルフルなコーラスのサポートを受けながら、成熟した大人の歌唱を披露。
 刺激やスリルは皆無だけれど、その何の変哲もないところに、心地よい温もりが満ち溢れているのだ。

 そんなポールも、もう50くらいのはず。近況は?
by heavytopper | 2006-12-08 22:33 | 1990年代
<< The Boys of Sum... Empty Garden (H... >>



あの歌、この曲、懐かしい調べに新しいリズムの数々
by heavytopper
カテゴリ
1960年代
1970年代
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年代
2000年代
妄想オムニバス
以前の記事
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
最新のトラックバック
リンク集
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧